イディアや発想はどんな企業でも歓迎されます。
あまり現実離れしていても困りますが、既成概念にとらわれない独自のプランを語って、面接担当官の興味を引きたいものです。
また、店舗そのものだけでなく、店長として自分のしたのスタッフたちへの心配りも加えたいものです。
「何でも話し合えるフランクな雰囲気にしたい」などと、管理能力やコミュニケーション能力もさりげなくアピールしましょう。
* 将来独立したいと思いますか?
店長としてナンバーワンを目指すか、店舗開発その他のスタッフ部門を目指すか、あるいは独立を目指すか、将来の目標は人それぞれです。
この質問は、それを尋ねているので、独立の希望がない場合は、今後のキャリアプランについて語る必要があります。
独立を希望している場合は、正直にいって構いません。
ただし、あまり強調しすぎると、会社はそのための踏み台にすぎないと受け取られてしまい、マイナスイメージになってしまいます。
「独立の希望もあるが、今はこの業界で自分を磨くことが第一」などと、その会社でのキャリアプランにつながるような話し方がよいでしょう。
* OA機器はどの程度扱えますか?
事務処理にワープロやパソコンを使っている企業では、OA機器を扱った経験があるかどうかを確認するための質問です。
ワープロなら、どこのメーカーのどんな機種を使っていて、一分間何文字くらい打てるかまで答えておいたほうがよいでしょう。
扱ったことがないなら、「これから勉強したい」という熱意を伝えましょう。
* 人と人とのコミュニケーションを保つには何が最も大切だと思いますか?
総務や人事などは、社内の各部署とうまくコミュニケーションを図っていかなければならない潤滑油的な役目があります。
この質問は、そうした自覚を持っているかを見るものです。
難しく考えず、他の部署の人と接するときに日ごろ気をつけていることを話せばよいでしょう。
「以前会社でこんなトラブルがありまして」とエピソードをあげて、どのように収めたかを述べると問題解決能力のアピールもできて効果的です。
技術系についての質問
* どんなシステムを作ってきましたか?
SEの経験者に対して間違いなく聞かれる質問です。
システムの概要と特徴、そのシステムの中でどの部分をどう担当したかなど、細かく具体的に答えましょう。
携わった仕事の中で、最も高度なシステムを中心に説明し、苦労した点やうまくいった点について触れてもいいだろう。
但し、突っ込まれるとボロが出るようなオーバートークは避けたほうがよいでしょう。
* プログラム言語、マシンはどんなものを使いましたか?
主として、プログラマー募集の際に重視される質問です。
どんなプログラミングができるかを見るために必ず聞かれると思ってよいでしょう。
「コボルはひと通り覚え、今はC言語を学んでいます」といったように、新しい言語を覚えようという意欲をみせましょう。
マシンの質問は、技術レベルを探ったり、その会社で使っているマシンに対応できるかどうかをチェックするのが狙いです。
* プロジェクトリーダーとしての経験はありますか?
ソフトウェア技術者としてのキャリアを見る質問ですが、同時にリーダーとしての力量を図りたいという意図もあります。
「経験がある」と答えた場合には、プロジェクトの内容やリーダーとしての責任範囲だけでなく、スタッフをどう動かしたかという部分にまで触れたい。
「スタッフの持つ力をうまく引き出しながら、全員の協力のもと、プロジェクトを完成させた」などと指導力のあるところも見せてください。
* 一貫して研究してきたテーマは何ですか?
自分のこれまでの仕事を含めて、「どこに最も興味を持っているのか」、「何が得意なのか」を具体的に聞いてきます。
最大限自分をPRできるチャンスと考えて、しっかりした回答を示しましょう。
なるべくだれにでもわかる言葉で、具体的に説明することです。
* 今後研究してみたいテーマがありますか?
技術職でも、仕事の範囲は単一ではなく、それなりの広がりを持っています。
そんな中で、「どこに最も興味を持っているか」を聞き出して、「研究の方向性や姿勢」を探りたいという意図があります。
「この先どんな目標を持って働くのか」というところへもつながってきますので、探究心の深いところを存分にアピールしましょう。
* この図面はどういう意図で書いたのですか?
設計関係の仕事では、手掛けた図面の持参を求められることが多くあります。
その際には、どのような意図で書かれたのか聞かれるのが普通です。
自信を持って自分の考えや苦心した点、工夫した点などを説明しましょう。
ただし、簡潔に要点だけ述べるように注意てください。
* どんな専門誌を読んでいますか?
技術者の面接ならではの質問です。
専門誌の購読について聞く企業は多くあります。
日々進歩する技術事情に関する情報は常に吸収していてほしいという思いがあります。
仕事に対する姿勢、関心度、自己啓発の度合いもここでチェックされます。
* 派遣がありますが、よろしいですか?
言葉通りの質問です。
派遣の有無はあらかじめ調べ、ハッキリ態度を決めておくべきですが、そうでなくても応募したからには前向きな態度を示てください。
全く気にしないなら、「派遣先で優秀な人材に、もまれることで、より高度な技術や知識が身につくので」とその利点をあげて、積極姿勢を示すのもひとつです。